1959-02-18 第31回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
そこで、学術会議の構成が今のようであることが、基礎科学の振興に幾らかじゃまをしておるのではないかというような印象を持っておられるように推察いたしましたけれども、それは私自身としては、そういうことが原因ではないと思っております。誤解と申してはいけないのかもしれませんが、普通よく誤解と申します。
そこで、学術会議の構成が今のようであることが、基礎科学の振興に幾らかじゃまをしておるのではないかというような印象を持っておられるように推察いたしましたけれども、それは私自身としては、そういうことが原因ではないと思っております。誤解と申してはいけないのかもしれませんが、普通よく誤解と申します。
それから若干、今お話しの通り、それは事業用との差別があるから、幾らかじくじたるものがあることは言うまでもないことであるが、そのじくじたるものがある。そういうものをそこにすきを与えておくのが、円滑なるところの全体の日本政治の発展ということになるわけです。法律によって一々そういうことをやるならば、法律を作ることごとに、日本のつまり国力というものは全体的にこれは弱体化していくわけです。
而も税率をいえばその以前は百圓について、これはちよつと資料を持つておりませんので……まあとにかく百圓について、私覺えておる範圍では、十二錢か或いは幾らかじやないかと思います。ところが現在は百圓について三圓二十四錢か何かついております。それだけ違つておる、これは事業所得においても、勤勞所得においても同じです。